紅白 初のウェブ観覧募集、今年は東京国際フォーラム 人数は今後判断

[ 2021年10月8日 05:30 ]

2019年の紅白歌合戦
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 NHKは7日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、スポニチ本紙既報通り大みそかの「第72回紅白歌合戦」を今年は有観客で開催すると発表した。昨年は新型コロナウイルスの影響で史上初の無観客となったが、2年ぶりに人を入れての紅白。この日から観覧申し込みもスタートし、従来のはがきではなく初めてウェブによる募集が行われることも発表された。

 今年はNHKホールが耐震工事で休館のため、東京国際フォーラム(千代田区)が会場。中でも約5000席のホールAを使用する。前田晃伸会長は「緊急事態宣言が解除され、観客を入れることはできると判断した」と説明。募集人数や詳細については「感染状況を見極めて今後判断する」とした。

 ウェブによる観覧募集としたのは、コロナの状況が変化した場合に連絡を取りやすいなどのメリットがある。担当者は「インターネットの利用率も上がり、昨年から『うたコン』でもウェブ募集に切り替えており問題も起きていない」と説明した。

 なお放送時間は昨年同様、午後7時30分から。局内の放送スタジオも使用するという演出プランも明かされた。

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2021年10月8日のニュース