伊達みきお 下積み時代の珍バイト「いろんな仕事があるもんでね」 自己嫌悪になる使い道とは? 

[ 2021年10月8日 15:53 ]

「サンドウィッチマン」伊達みきお
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が、7日深夜放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」(木曜後11・56)にゲスト出演し、伊達みきお(47)が下積み時代のアルバイト経験について語った。

 98年に2人で仙台から上京。07年にM-1グランプリを制するまで、長く苦しい極貧時代を過ごした。

 濱家隆一(37)から「M-1を取る直前はどれだけの仕事量やったんですか?」と問われると、伊達は「ギリ食えるか食えないかの収入だったね。98年から上京してやってるから、2005年に『エンタの神様』に出させてもらって、それが7年。そこからバイトは辞められなかったね。ずっとくすぶって、地下で漫才やって」と振り返った。

 アルバイトは日雇いだったという。「日払いの登録制のバイト。毎日、現場が違うところ。いろんな仕事があるもんでね。人の家の留守番とか。『お化けが出るから、誰かにいてもらいたい』という。『買い物に行くんで家にいてもらえませんか?』とか」と、変わった依頼をこなしていたという。中には草野球の試合の代打という依頼もあったことを明かし、一同を驚かせた。

 日給は9200円。「都内で一番高かった。やったー!って言って」。ところが、お金を手にするとそのまま、パチンコに行くこともあり、「15分くらいでなくなって、『今日、なんだったんだ?マジで』」と自己嫌悪に陥ったことも明かした。

 伊達は銀行員だった父から、厳命されていたことがあったという。「上京する時に『絶対借金はするなよ』と。『借金したら俺、分かるからな。同じ金融の仕事だから』って」。とはいえ、生活は苦しく、「隠れて借金してたね」と振り返った。最高額は250万で、「(ギャンブルと)あとは、単純にバイトできなくなって生活費」と明かした。

 そんな中で迎えたM-1で、千載一遇のチャンスを手にして優勝。優勝賞金1000万円を獲得した。相方の富澤たけし(47)は「M-1で一撃で(借金を)返した」と胸を張っていた。

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2021年10月8日のニュース