米倉涼子が涙 卓球界の“失敗しない女”美誠の金言「作品通じ自分信じる力を持てた」に感激

[ 2021年10月8日 05:31 ]

笑顔を見せる米倉涼子(左)と伊藤美誠(撮影・木村 揚輔)
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 女優の米倉涼子(46)が主演を務めるテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(今月14日スタート、木曜後9・00)の制作発表記者会見が7日に都内で行われ、“絶対に失敗しない女”の目から思わず涙があふれた。スペシャルゲストに東京五輪卓球で金を含む3つのメダルを獲得した女子の伊藤美誠(20)が“卓球界の失敗しない女”として登場。作品の大ファンで魅力を語る伊藤を見て、米倉は「これまで10年やってきて、なんだかうれしくなっちゃいました」と目頭を押さえた。

 母親の勧めで自粛期間中にドクターXシリーズを見始めたという伊藤。「作品を通じて、自分自身を信じる力を持てました。オフの日には必ず見ていて、救われたし、勇気づけられました」。感謝を込めて、東京五輪で使用したものと同じモデルのラケットにサインをしてプレゼント。米倉は「歩いているだけでエネルギーを感じる存在。胸にグッときますね」と感慨深げにうなずいた。

 さらに「作中で演じてみたい役」を問われると、伊藤は迷うことなく「米倉涼子さんの役をやりたいです!」と堂々宣言。米倉は「私の役を奪う気!?でもそのメンタルがいいですね。見習いたい」と交流を深めた。

 誕生から今年で10年目を迎え、今作で第7シリーズとなる。米倉は「あっという間だけど、自分の歴史をつくってくれた作品。思いがたくさん込められた作品なので、早く見てもらいたいです」。卓球界のヒロインのエールを胸に力強く語った。

 《大門にロマンス、お相手は誰だ!?》第7シリーズを迎えて初めて、大門未知子の恋愛パートが描かれる。脚本を担当する中園ミホ氏(62)は「その要素も入れていきたい」と構想を話した。相手役は明かさなかったが、会見に出席した男性陣(野村、勝村、遠藤、岸部、西田)の中の誰かだという。中園氏は「(西田演じる)蛭間かもしれません。そのあたりも期待して見ていただきたいです」と笑った。

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