一発撮りオーディション グランプリは麗奈 昭和フォーク好きの次世代シンガー

[ 2021年7月9日 22:05 ]

グランプリに輝いたことで、真っ白な部屋での一発撮り「THE FIRST TAKE」に出演した麗奈
Photo By 提供写真

 歌手デビューを懸けた一発撮りのオーディション「THE FIRST TAKE STAGE」のグランプリが9日、YouTubeの同チャンネル内で発表され、鹿児島出身のシンガー・ソングライター、麗奈(20)が選ばれた。自作曲「僕だけを」での配信デビューが決定した。

 先月26日にファイナリスト4人が発表され、音楽プロデューサーの亀田誠治氏(57)ら7人の選考委員が採点、講評。勝ち上がったのは、自作曲「ワンルーム」で勝負していた麗奈で、亀田氏は「20年代を代表するシンガー・ソングライターになる」と絶賛した。

 グランプリの懸賞として、真っ白なスタジオで一発撮りで歌う「THE FIRST TAKE」に出演。この模様も合わせて公開された。歌手デビュー(配信日未定)も決まり、麗奈は「少し、ネガティブなことばかりを考えてしまう私ですが、応援してくれている方々がいるからこそ、音楽が大好きだからこそ、今も自分なりに歌えていると思っています。これまで私に関わってくれた全ての人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも、歌い続けます」と意気込んでいる。

 デビュー曲「僕だけを」は、好きな気持ちとは裏腹に恋人との別れを選ぶ切ない歌。セミファイナルで披露し、話題となっていた。吉田拓郎(75)や村下孝蔵さん(享年46)ら昭和のフォークに影響を受けている温故知新の自作曲と、多くの視聴者から評価された声質の良さで鹿児島から全国へと飛躍していく。

 ◇麗奈(れいな) 2001年(平13)生まれ、鹿児島県出身の20歳。「ジョジョの奇妙な冒険」などのキャラクターを描くのが趣味。1メートル62。血液型O。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月9日のニュース