フジテレビ 「テラハ」問題で設置のSNS対策部署 ネガ情報検知し削除要請、ガイドライン作成など効果

[ 2021年7月9日 15:00 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビは9日、新型コロナウイルス拡大の影響で社長定例会見を中止したことを受けて、報道各社の質問状に文書で回答。リアリティー番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラー木村花さん(享年22)が視聴者から誹謗(ひぼう)中傷を受けた後に死去した問題について言及した。

 3月にコンテンツ・コンプライアンス室およびSNS対策部を新設。24時間365日、ネットやSNS上のネガティブ情報を検知・集約している。設置から3カ月の状況として「ネット上に無断でアップされた弊社に関わる個人情報について、顧問弁護士を通じて削除要請およびプロバイダ責任制限法に元づく送信防止措置を要請しました」とした。

 また、SNS対策部が中心となり、SNS上のリスクや炎上等が発生した際の対応方針や対応フローを盛り込んだSNSガイドラインを作成。ガイドラインでは適切な発信の方法、炎上の判断基準と対処方針などについて具体的な考え方や方向性を示しており、今後も継続して更新していくとした。

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2021年7月9日のニュース