研ナオコ　大物芸人が原因で、6歳年下の元祖イクメン夫との交際が発覚「私が狙われたわけじゃなくて」

研ナオコ
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　歌手の研ナオコ（68）が9日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。6歳年下で元俳優の夫、野口典夫さんとの交際から結婚までを振り返った。

　現在は芸能事務所社長を務め、研のスケジュールも管理しているという野口さんは、2人の子どもの子育てや家事もこなしていたという元祖イクメン。7月7日で結婚35年目に突入したという2人が、そろってトーク番組に出演するのは初めて。

　2人が出会ったのは、野口さんが故山城新伍さん（享年70）の弟子をしていた当時。山城さんが出演しているバラエティー番組に研はゲストとして呼ばれ「いっぱい台本だとかをポッケに入れて走り回ってたんですね。凄い働き者なんだなって思いました。私の先輩の歌手の人たちも凄い可愛がっていて」と振り返った。

　野口さんはその後制作会社で働くようになり、最初に担当した番組では研をキャスティング。北海道の空港で再会し、話をするようになると意気投合。「東京に帰ったら食事でもしよう」と研の自宅近くのラーメン屋などに通うようになったとした。野口さんは「当時は（交際は）非公認でしたから、堂々とは行けずに、どっちかというと車の中で話をして、家に送って」交際していたとした。

　野口さんは次に担当したドラマでも研に声をかけた。交際は秘密にしていたが、ドラマの撮影が進むと「お父さんの所のスタッフは何となく分かり始めちゃったみたい」と研。さらに写真週刊誌に報じられる事件も発生。「それも私が狙われたわけじゃなくて。同じマンションの私住んでる部屋の真下に(明石家）さんまちゃんが住んでたんです。記者たちはさんまさんを狙っていたんですよ。それで私が出かけるときに、（夫が）車を運転してくれて。横に乗って。それを撮られて。週刊誌に載っちゃって」と笑って見せた。

　当時はドラマは5話くらいまで進んでいたが、研はその頃に体調不良になったという。「便秘が続いていて」と病院に行くと、妊娠が発覚。すぐに野口さんに電話をした。野口さんは「ついに出来たか。私の中ですぐにこれは結婚だなって」と結論、研に「結婚しなくちゃね」と伝えたことがプロポーズとなった。

　その後行った結婚報告会見では、同時に妊娠も報告する予定だったが、研は「ずっと（野口さんが）言わないんですよ」と振り返った。野口さんは「私の方から言い出しなさいと言う約束だったんですが、それを忘れてまして。1時間くらい会見があって、終わります、と言われた時に、あっ、いけないって」と慌てて「実は子どもができまして」と報告。番組では会見で研が「すっごく嬉しかったです」、野口さんについて「若いんですけど、田舎の人みたいに純粋な所があって。若いんだけど、男だから俺がしっかりしなくちゃいけないというのをすごく持っている人。この人だったら何となくついていけそう」などと話す様子も流された。

　2人は1987年7月7日に結婚。結婚式は挙げていないが、ドラマで研がウエディングドレスを着た際に、野口さんが突然タキシードを着て現れ、写真を撮ったという。「なんでだろうなと思ったら、お父さんの周りのスタッフが、『結婚式をあげないんだったら』って言って、用意してくれみたい」と研。その3カ月後の10月に長男が誕生したとした。