東京五輪反対署名が20万筆突破 海外メディアも関心、宇都宮氏「NBCでも報道されたようです」

[ 2021年5月7日 16:00 ]

宇都宮健児氏
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 元日弁連会長で都知事選に3度出馬した弁護士の宇都宮健児氏(74)が5日正午から「東京五輪の開催中止を求める」と呼び掛けを開始したオンライン署名が、7日午後2時時点で20万筆を超えた。

 署名サイト「Change.org」で実施しているもので、宇都宮氏は「新型コロナ感染拡大はまったく止まっていない。疲弊している医療従事者の方々をさらに苦しめ、住民および参加者の命と暮らしを危険にさらす」と主張している。

 同氏は7日午後、自身のツイッターで「東京オリンピック・パラリンピックの開催中止を求める署名は本日13時23分(開始後49時間23分)20万筆を突破しました」と報告。「皆様の心強いご協力に感謝申し上げます。署名は多く集まれば集まるほど力を発揮します。引き続きご協力をよろしくお願いいたします」と賛同を呼び掛けた。

 また、「東京オリンピック・パラリンピックの開催中止を求めるオンライン署名はアメリカ3大ネットワークの一つであるNBCでも報道されたようです。AP通信、ロイター通信からも取材要請が来ており海外メディアも注目する署名運動になってきています」と続け、日本での活動に海外でも関心が寄せられていることを明かした。

 署名の宛先はIOCのバッハ会長や、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長、菅義偉首相ら。バッハ会長は広島県での聖火リレーが実施される17、18日に合わせて来日する意向を示しており、それまでに1度目の集約を行うという。

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2021年5月7日のニュース