加藤浩次 「赤木ファイル」に「隠すと結局プラスにならない」

[ 2021年5月7日 09:35 ]

「極楽とんぼ」の加藤浩次
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(51)が7日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。森友学園への国有地売却に関する決裁文書の改ざんを強いられ、財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が2018年に自殺に追い込まれたとして、妻雅子さん(50)が国側に損害賠償を求めた訴訟について言及した。

 国側は6日に赤木さんが改ざんの過程をまとめた文書「赤木ファイル」が存在していると初めて認める意見書を雅子さん側に出した。国側は意見書で、ファイルは赤木さんが個人的に作成したもので、職務上の行政文書ではないと説明。黒塗りなどのマスキングをするが、その範囲は「裁判所の訴訟指揮に真摯に対応するという観点から、できる限り狭いものとする」とした。財務省が18年6月に公表した調査報告書によると、理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官(63)が改ざんの方向性を決定づけ、理財局幹部らが安倍昭恵前首相夫人の記述を削除するなどした。

 加藤は、「隠すと結局プラスにならないということになってしまう」と言い、「我々もなぜ改ざんが行われ、誰がやったのかを知る権利がある」と話した。

続きを表示

2021年5月7日のニュース