吉右衛門 7月に舞台復帰へ 3月に心臓発作で救急搬送され療養中

[ 2021年5月7日 05:30 ]

中村吉右衛門
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 松竹は6日、心臓発作で救急搬送され療養している歌舞伎俳優で人間国宝の中村吉右衛門(76)が、7月の東京・歌舞伎座の舞台で復帰を目指すと明らかにした。松竹は同日、歌舞伎座「七月大歌舞伎」(7月4~29日開催)の演目と出演者を発表。吉右衛門は第2部の「御存 鈴ケ森」で幡随院長兵衛を偶数日に演じる。せりふの掛け合いが見どころの一つで、舞台上での立ち回りのシーンもある役だ。奇数日は中村錦之助(61)が務める。

 吉右衛門は3月28日夜、都内のホテルで食事中に心臓発作のため倒れ救急搬送。一時は集中治療室に入り予断を許さない状況が続いていたが回復。関係者によると、現在は一般病棟へと移り復帰に向けて治療を続けている。

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2021年5月7日のニュース