秋元康「恋チュン」誕生秘話を明かす フォーチュンクッキーは若かりし頃の記憶から着想

[ 2021年3月18日 20:16 ]

音楽プロデューサーの秋元康氏
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 音楽プロデューサー秋元康氏(62)が18日、NHK総合「ごごナマ(月~金曜後0・40)に生出演し、AKB48の大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」の誕生秘話を語った。

 13年に発売した同曲は、売り上げ枚数100万枚を超え、公式ミュージックビデオの再生回数はYouTubeで2億回以上を記録した。「フォーチュンクッキー」のキーワードは、秋元氏が19~20歳のころから記憶の片隅にあったという。米ロサンゼルスのチャイナタウンで入った飲食店で、フォーチュンクッキーを初めて見たそうで、「バンと割って、中から小さな紙が出てきて、『あなたの運勢というか格言、アドバイスというものが入ってるんだよ』と教えていただいて。ずっと『フォーチュンクッキー、おもしろいな』ということが頭の中に残っていたんでしょうね」と振り返った。

 番組MCを務める女優・美保純(60)が「『(歌詞の)ヘヘイヘイ』というくだりが、ものすごく突き刺さってくる」と話すと、秋元氏は「言葉のノリとして『ヘヘイヘイ』というのは思わず口ずさんでしまって。昔からそうですよね。ヒット曲って思わず口ずさんでしまうのが一番だった。『ヘヘイヘイ』がそうだった」と続けた。

 同じくMCの俳優・船越英一郎(60)から「ヒットするにはどのようなところを意識しているんでしょう?」と聞かれると、秋元氏は「僕も知りたいところ」と笑いながらも、「一番は、口ずさめるというのがすごく大事だと思う」と返答。さらに「僕らが思うヒット曲というのは、口ずさめるということと、思い出の目次になること。この曲がはやっていた時に自分は結婚したとか、子供が生まれたとか、初めて人を好きになった時にこの曲が流れてたなとか、思い出とリンクする。そういうのがヒットを作るんじゃないかなと思う」と分析していた。

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