ケンコバ　“五輪演出騒動”渡辺直美を心配「周りが触れられなくなる存在になってしまう」

お笑いタレントのケンドーコバヤシ
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　お笑い芸人のケンドーコバヤシ（48）が18日、TBS系情報番組「ゴゴスマ～GOGO！Smile！～」（月～金曜後1・55）に出演。東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏氏（66）が、お笑いタレントの渡辺直美（33）の容姿を侮辱するような演出プランを提案していたと文春オンラインが17日に報じ、佐々木氏が18日未明に報道内容を認める謝罪文を公表、辞意を表明したことに言及した。

　渡辺は18日、所属する吉本興業の公式サイトで一連の騒動についてコメントを発表。「正直驚いております」とした上で、「体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい」と表明した。

　ケンコバは「アイデアの是非はともかくとして」とした上で、「会議の範ちゅう内というか、会議ってそういうもんで、僕も会議をすることはあるのですが、とにかくアイデアを出して。だから、そういう時のために構成作家の方とか放送作家の方とかもチームに入ってもらって、この表現はだめですよというのも同時にチェックしてもらいながらやるのが、僕の中では会議なので。うーん、アイデアの是非はともかくとして表に出たことが問題。故意なのか故意じゃないのか分からないですけど、責任とるとすれば流出させてしまった人が責任とるべきと僕は思う」と自身の考えを話した。

　また、渡辺については「これで直美のフットワークの範囲が狭くなるんですよ、こういうことが表に出されると。直美の思惑はともかく、周りが触れられなくなる存在になってしまうので、こういうのが1度表出ちゃうと。そういう意味では申し訳ないけど、これを掲載した記者の方のお話を聞いてみたいですね。そこまでは見えますよねえって、そうなってしまうのが。そこが僕としては（渡辺は）後輩なので、そこにもちょっと怒りじゃないですけども」と懸念を口にした。