「愛内里菜」セクハラ被害で元所属事務所を提訴 事務所側「事実はない」と声明発表

[ 2021年3月18日 22:52 ]

「愛内里菜」として活動していたタレントの垣内りか(2003年撮影)
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 所属していた芸能事務所のプロデューサーにセクハラによって精神的苦痛を受けたとして、歌手「愛内里菜」として活動していたタレントの垣内りか(40)が、芸能事務所「ギザアーティスト」(大阪市西区)に1000万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴していたことが18日、分かった。

 同日、大阪地裁(西岡繁靖裁判長)で第1回口頭弁論があり、事務所側は請求棄却を求め、争う構えを示した。

 訴状などによると、99年5月に系列の事務所「ギザミュージック」と専属契約を結び、その後、ギザアーティストに移籍。両事務所でプロデューサーだった男性から2人きりになるよう求められ、わいせつな行為をされたと主張。その後も呼び出しが続き、過呼吸やめまいに悩まされるようになり、「愛内里菜」としての活動が引退に追い込まれたとしている。垣内は「愛内里菜」として活動していた際に、テレビアニメ「名探偵コナン」の主題歌を歌うなど活躍した。

 提訴された「ギザアーティスト」は同日、垣内側が主張している内容について「社内で事実関係を調査した結果、御主張されている様な事実はありませんでした」と書面で見解を示した。

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2021年3月18日のニュース