TBS「プレバト」俳句名人10段・東国原英夫 「チャレンジした」衝撃俳句も永世名人届かず

[ 2021年3月18日 20:16 ]

東国原英夫
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 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)が18日放送のTBS系「プレバト!!」(木曜後7・00)に出演し、俳句ランキングの「永世名人」の昇格試験に挑戦した。

 番組の名物企画「俳句ランキング」で永世名人目前の名人10段の東国原。名人10段に昇格してから2年半。梅沢富美男(70)に続く2人目の永世名人にあと一歩のところで足踏みし続けており「俳句ばかり考えている」と苦労を吐露。お題が「家電量販店の写真で一句」ということで家電売り場へ出向いたことを明かして共演者を驚かせた。永世名人へ並々ならぬ闘志を見せる東国原が詠んだ俳句は

 「テレビテレビテレビ 菫菫菫」

 この俳句にMCの浜田雅功(57)は思わず「えっ」と驚きの声が漏れた。東国原は「チャレンジしました」とし「量販店に行った。テレビがバーッと並んでる。あれに菫がバババッと、瞬間的に同じ映像が映るじゃないですか。それをどうやって表現しようかなと。色々考えて、素直に見たまんま、それをぶつけてみた」と俳句に込めた思いを明かした。

 東国原の俳句のコメントを求められた永世名人の梅沢富美男(70)は「ごめんなさい。これはね、なんとも言えないです、私。考えろと言われても考え付かない。このチャレンジの仕方が良いのか悪いのか、私には分からない」と評価できないとした。夏井いつき先生(63)は「この句の評価のポイントはテレビと菫を並べた技法が成功しているか否か。そこしかありません」とした。

 MCの浜田から「現状維持」と査定を発表。その瞬間、東国原は悔しそうな表情。夏井先生は「思いはものすごく伝わってくる」とし「とんでもない挑戦だと思います。私は添削したくない。東さんが自分でやってください」と直しはなかった。昇格とはならなかったが星を取られなかったことに東国原は「良かった」と安どの表情だった。

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2021年3月18日のニュース