石田純一　緊急事態宣言解除方針に疑問符「コロナとの闘いと五輪、どっちが重要なの？と思っちゃう」

石田純一
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　俳優、石田純一（67）が18日、木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美　ニュースワイドSAKIDORI！」（月～金曜後3・30）に生出演。政府が新型コロナウイルス緊急事態宣言を、再延長した期限通りの21日までで解除する方針を示したことに私見を述べた。

　菅義偉首相（72）は18日の衆院議院運営委員会で、首都圏1都3県に発令している新型コロナウイルス緊急事態宣言を21日までで解除すると表明した。1月に11都府県に発令された宣言の全面解除となる。

　緊急事態宣言解除についてコメントを求められた石田は、「とにかく、ここまでくるとどうしても解除したいという思惑が見て取れますよね」と指摘し、「コロナとの闘いといいますか、それと五輪どっちが重要なのかなといつも思っちゃうんです」と続けた。政府の姿勢は「去年の時も、どちらかというと五輪をやりたいという方向」と分析した。

　さらに「何度も言っているんですけど初動を間違えましたよね」と、コロナ対策に関してチクリ。「逆の言い方すると、言ってもしょうがないかもしれないけど、本当に国是として（五輪を）やりたいというのが先にあるんだったら、最初の初動で思い切りPCRとか導入して水際で止められればよかったんですけど」と苦言を呈した。「それを間違えているから、もう後手、後手で大変です」と嘆いた。