東国原英夫 五輪演出責任者辞任騒動に「1年以上前のグループラインが表に出てくるという疑問点」

[ 2021年3月18日 18:52 ]

東国原英夫
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 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)が18日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。東京五輪・パラリンピックの開閉会式で演出の総合統括を務めるクリエーティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、お笑いタレントの渡辺直美(33)の容姿を侮辱するような演出プランを提案していたと文春オンラインが17日に報じ、佐々木氏は18日未明に報道内容を認める謝罪文を公表、辞意を表明したことに言及した。

 渡辺は18日、所属する吉本興業の公式サイトで一連の騒動について「正直驚いております」とした上で、「体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい」とコメントを発表した。

 東国原は「2点ありましてね、1点目は、やっぱり1年以上前のグループラインが表に出てくるという疑問点。これはグループラインの段階では、あくまでも打ち合わせの段階ですよね。つまり雑談的な話し合いの中ですよね。その内容が公式として公に出てきていいのかなと。出てきたとしても、それは雑談の段階で企画は撤回されて白紙になったので、それほどこれを重要視、問題視する意味はあるのかなと」と指摘した。

 そして、さらに「もう1つは、芸人さんっていうのは自分の身体的特徴を武器にしたり、笑いに変えたりしてやっている部分がありますので。例えば渡辺直美さんは外国の方の女性ミュージシャンのものまねをされたり、そのギャップで笑いを創出したりするわけじゃないですか。そういう方たちが武器にしている身体的特徴まで奪ってしまっていいだろうかどうなのか。もちろんそれを見て不快に思う方がいらっしゃるとすれば、それを話し合いの中で是正していけばいいことであって、この打ち合わせ発言、あるいは打ち合わせ自体の発言を問題視するっていうのはどうなのかなという感じはしますね」と自身の考えを述べた。

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2021年3月18日のニュース