橋下徹氏「堂々と批判できます」 府知事&市長時代の会食記録調べ「業者関係とかはなかった」

[ 2021年3月13日 19:23 ]

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が13日、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に生出演し、NTTからの接待問題での武田良太総務相の答弁についてコメントした。

 武田氏は11日の参院予算委員会で、NTT側との会食があったかどうか聞かれ、「個別の事案一つ一つにお答えするのは控えさせていただきますけど、私は国民の皆さんから疑念を抱くような会食や会合などに応じたことはございません」と答弁。再三にわたる質問にも、同じ答えを続けて明言を避けていた。

 武田氏の対応に、橋下氏は「政治家だったら会合はありますよ、そんなの。そこは正直に言った方がいい。政治家だから公務員と違うでしょう?と。ごまかすから良くない」と指摘した。

 橋下氏はともに1期ずつ務めた府知事、大阪市長時代を振り返り、「しょっちゅう会食依頼ってあったんですけど、全部断ってたんですよ」と明かした。「付き合いが悪いとか、コミュニケーション能力が橋下は弱いんじゃないかと散々言われたんですけど、本当に良かった。あれでちょっとでも食べに行って、おごってもらっていたら、こうやってコメントできないですもん」と胸をなで下ろした。

 その上で「事務所に全部調べてもらったんですよ。過去8年間にどういう会食があったか。業者関係とかはなかったので、堂々とこれは批判できます」と胸を張った。

 一方で、MCの「ますだおかだ」増田英彦(51)から「東さんは…」と話を振られた元衆院議員でタレントの東国原英夫(63)は、増田の声にかぶせるように「俺はあったよ」とコメント。橋下氏から突っ込まれると、「聞き直さないで下さい?今、増田くんの声にかぶせてふわっと…なんかね。政治家答弁」とかわしていた。

続きを表示

2021年3月13日のニュース