王将戦第6局指し直し局開始 渡辺王将VS永瀬王座は千日手で指し直しに

[ 2021年3月13日 15:28 ]

<王将戦第6局>渡辺王将の初手で指し直し局が再開する(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=に永瀬拓矢王座(28)が挑む第70期王将戦7番勝負第6局の指し直し局が13日午後3時11分、渡辺の先手で始まった。

 第6局は13日午前9時に永瀬の先手で始まり、昼食休憩を挟んだ午後2時11分、△8四飛で同一局面4回となり、千日手が成立。1時間の休憩をはさみ、先後を入れ換えて指し直された。持ち時間各8時間のうち、永瀬が2時間6分、渡辺が1時間28分を消費している。指し直し局では永瀬が5時間54分、渡辺が6時間32分の残り時間を持った状況からスタートした。

 王将戦七番勝負での千日手は、第56期(羽生善治王将VS佐藤康光棋聖)第6局以来14年ぶり。第56期では第1局と第6局の2局で千日手となった。シリーズはフルセットの結果、羽生が防衛。大山康晴永世王将以来に続く史上2人目の永世王将を獲得した。
 

続きを表示

2021年3月13日のニュース