同じ高校からグラミー賞の候補に4人 米ニューオーリンズの奇跡?

[ 2021年3月13日 09:54 ]

「ベスト・ゴスペルアルバム」にノミネートされているPJ・モートン(AP)

 米音楽界最大の祭典となるグラミー賞は15日に授賞式が行われるが、それを前にしてルイジアナ州ニューオーリンズの地元紙「ザ・タイムズ・ピカユーン」が、計5部門の候補者の中に同じ高校の出身者が4人もいることを特集記事として掲載した。

 話題になっているのはニューオーリンズ市に1951年に開設されたカトリック系の男子校、セント・オーガスティン高校。同校出身のOBでもあるジェイ・エレクトロニカ(44=本名はティモシー・セドフォード)が「ベスト・ラップアルバム」、PJ・モートン(39)は「ベスト・ゴスペルアルバム」、ルーク・ジェームズ(36)は「ベスト・R&Bアルバム」にノミネートされ、ジョン・バティステ(24)は「ベスト・コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム」など2部門の候補となっていた。

 セント・オーガスティン高校のオールストン・テイラー教頭は「世界にインパクトを与えるための能力を身につけることがわが校のモットー。グラミー賞の候補になることでそれを具現化した4人を誇りに思います」とコメント。なお今季のNFLスーパーボウルを制したバッカニアーズのエースRB、レナード・フォーネット(26)も同校を2014年に卒業している。

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