【来週のおちょやん】第15週 岡安にまたもやテルヲ現れる!千代は拒絶するもしつこくつきまとい…

[ 2021年3月13日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第15週は「うちは幸せになんで」。岡安にて。久しぶりにテルヲと再会する千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日から第15週に入る。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(50)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

 第15週(3月15日~3月19日)は「うちは幸せになんで」。

 鶴亀家庭劇の公演が成功し、劇団員たちの結束が強くなっていく中、千代(杉咲)の父、テルヲ(トータス松本)が突然、ボロボロの姿で芝居茶屋「岡安」に現れる。テルヲは千代にこれまでのことをすべて謝りたいと言うが、千代はそれを冷たく拒絶する。それでも、テルヲは千代と一平(成田凌)の家に押しかけ、しつこく千代につきまとう。そんなとき、テルヲは急な腹痛に苦しむ宗助(名倉潤)を路上で助け、病院に運び込む。シズ(篠原涼子)はテルヲにお礼を述べるが、これ以上千代を苦しめないために道頓堀から出て行ってほしいと頼む。しかし、シズはテルヲが病で命がもう長くはないことを知ってしまう。テルヲは千代の家だけでなく、一座の稽古場にも現れ、場違いな振る舞いをして、千代を困らせる。しかし、テルヲは、鶴亀株式会社の社長の鶴蔵(中村鴈治郎)や千之助(星田英利)と会って話をする中で、千代がこれまで役者としてどのように生きてきたかを何も知らなかったことに気づく。そして、千之助から、千代は共演相手の魅力を引き出せる、いい役者だということを言われて、思わず涙がこぼれてしまう。一方、東京の演劇雑誌が鶴亀家庭劇を取材に訪れることになり、劇団員たちは盛り上がる。しかし、取材当日、劇団員たちが取材を受けている最中に、テルヲが現れる。そこで、テルヲと借金の取り立て屋が揉めだして、警察がやって来る騒ぎになってしまう。

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