大村崑 後輩の小松政夫さん悼む「どんどん喜劇人がいなくなって…寂しい」

[ 2020年12月11日 22:07 ]

2016年、ミュージカル「シャボン玉飛んどくれ」発表会見に出席した小松政夫さん(左)と大村崑
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 小松政夫さんの訃報に、元日本喜劇人協会会長の大村崑(89)は、「いい意味で喜劇人らしくない、礼儀正しくて誠実な人だった」と自身より10歳以上も若い“後輩”の早すぎる死を悼んだ。

 協会は元々、東京と関西で別々に存在していたが1962年に合併。後に関西協会出身で初めて会長に8代目で就任したのが大村で、一代挟んだ10代目が小松さんだった。「この世界で10歳以上離れていたんで、彼にとって私は神様みたいなもんだったんじゃないかな。いつもカチンコチンに固まっていた」と振り返った。

 人柄について「会話中は私の目をしっかり見て、うなずいてくれた」と回想。さらに「芝居出身の私とは笑いの種類こそ違うけれど、喜劇人としての才能を強く感じていた。どんどん喜劇人がいなくなっていくことが寂しい」と悲しんでいた。

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2020年12月11日のニュース