小松政夫さん役の志尊淳が追悼「誇りに」「さよなら。さよなら。さよなら」ドラマ「植木等とのぼせもん」

[ 2020年12月11日 19:30 ]

小松政夫さん(左)と志尊淳
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 ヒット曲「しらけ鳥音頭」や「知らない、知らない」などのギャグで親しまれたコメディアンの小松政夫さん(享年78)が今月7日に肝細胞がんのため亡くなったことが11日、分かった。

 訃報を受け、2017年のNHKドラマ「植木等とのぼせもん」で小松さん役を演じた俳優の志尊淳(25)は所属事務所を通じてコメントを発表。「突然の事で信じられません。寂しいです。何事にものぼせもんで、常に周りを笑顔にされてる小松さんが脳裏に焼き付いてます。いつお会いしても本当に楽しそうに貴重な話をしてくださいました。小松政夫さんとして生きれたこと、誇りに思います。本当にありがとうございました」と感謝。

 「天国で親父さんとゆっくりできてますように。また、また、またお会いしましょうね。さよなら。さよなら。さよなら」と小松さんが得意とした映画評論家・淀川長治さんのフレーズを使い、小松さんとの2ショット写真をアップし、悼んだ。

 ドラマは主演の山本耕史(44)が植木等さん役。小松さんの著書「のぼせもんやけん」を原案に「スーダラ節」や「無責任男」シリーズなどで時代の寵児となった植木さんと、彼の付き人兼運転手として働き、やがて巣立っていった青年・小松さんを、当時のテレビバラエティーや映画の熱気ある撮影風景をふんだんに交えながら描いた。「のぼせもん」とは博多の言葉で「すぐに熱中する人」を指す。

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