米米CLUB元メンバー 奄美大島移住で市の臨時職員に 収入10分の1でも満足「僕のハートをワシ掴み」

[ 2020年12月11日 20:50 ]

 米米CLUBの元メンバー、竹下宏太郎さん(53)が11日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後9・00)にVTR出演。鹿児島・奄美大島に移住した、現在の生活の様子を明かした。

 竹下さんは米米CLUBのダンサーとして、コータロー名義で活躍し、NHK紅白歌合戦にも出場した。1997年の一時解散後はグループを離れ、振付師や俳優として活動。2003年、元雑誌モデルの妻とともに奄美大島に移住した。都会の生活に疲れていたことが理由という。

 竹下さんのとある1日。午前7時に車を走らせ海岸を訪れた。「海岸漂流物の撤去などをやっている」と仕事内容を説明。奄美市の臨時職員として海岸のゴミや漂流物の清掃を担当している。さらに、最近カフェバーをオープンしたそうで、「色んな職人の人が手を貸してくれて『宏太郎がやるなら一肌脱ごう』って言ってくれて」と明かした。

 畑で野菜を育てニワトリも飼育、ほぼ自給自足の生活を送る。竹下さんは奄美の雄大な景色を前に、「水のテカリ具合と日が差したり陰ったりがいいですね、僕のハートをワシ掴みにしている」と満足げ。

 清掃の月収は11万円で、4LDKで2万円の物件に暮らす。米米時代の月収に比べ約10分の1の収入だが、「(お金が)無いものはないんですよ、無い時にどうやって楽しくやるかっていうのが僕は楽しい」と充実感をにじませた。

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2020年12月11日のニュース