名倉潤 自身の「うつ病」経験語る 妻の支え「すごい大きい」 闘病中は「働けへん」

[ 2020年10月9日 11:43 ]

「ネプチューン」の名倉潤
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 お笑いトリオ「ネプチューン」の名倉潤(51)が8日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・12)に出演。自身が経験した「うつ病」について語る場面があった。

 名倉は2年前に受けた頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニアの手術の影響で体調を崩し、昨年「うつ病」を発症。リハビリのために2カ月休養した。

 この日、俳優のいしだ壱成(45)がゲスト出演。ネットの誹謗中傷から「うつ病」を患い、半年間休業したことについてトークする中、名倉も「衝動的にバーンってなるのはわかりますよね、うつになると」とポツリ。「例えば、すごいいい景色のところでベランダからすぐ下を見て、今、飛び降りたらどうなるんだろうとか、そういうことを考えてまうのよ。もう景色も見えないのよ、本当にいい景色なんやろうけど」と当時の心境を振り返った。

 闘病中は「働けへんって」と名倉。「ちょっとしんどいだけやろとかちょっと寝たら治るわとか(言われるけど)、この病気って理解(が必要)なんですよね、周りの人の」と続けた。

 いしだが家族の妻の支えに感謝すると「それね、すごい大きいの。なった人しかわからへんけど、(周りにいたら)なった人のために勉強したほうがいいですよね。絶対、こういうのは心の病気ってトンっていってしまうので。家族いたほうが良かったでしょ?助かったでしょ?」と自身の家族にも重ね、同意した。

 さらに、いしだが仕事中にも症状が出た過去を明かすと、「回転が遅くなるのか何なのか分からへんのよね、理由がね。倦怠感とか、うわの空でもない。そんなんだから余計頑張らないと、とは思うわけ。その頑張らないとが余計あかんかったんやと思う」としみじみ。「でも(いしだは)役者さんで良かったですよね。バラエティー出たらしゃべらなあかんから…」と自身に重ねて話した。

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2020年10月9日のニュース