亀田興毅氏 ビッグマウスは父・史郎氏の作戦「ヒールのほうが名前を売るのが簡単や、って」

[ 2020年10月9日 17:22 ]

亀田興毅氏
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 ボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏(33)が8日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・12)に出演。ヒールキャラの真相を明かした。

 この日は「人生が180度激変した人SP」として放送。現役時代、ヒールキャラ、ビッグマウスとして世間を騒がせた亀田氏。そのきっかけについて「プロでやるとなったらどれだけ全国で知ってもらうか。その時に、親父は『嫌われたほうが早い』『ヒールのほうが名前を売るのが簡単や』って言って、そこから初めも悪役というか、ビッグマウスで行こうって。それがスタートです」と、トレーナーを務めた父・亀田史郎氏(55)による名を売るための作戦だったことを明かした。

 「嫌だと思わなかったのか?」との質問には「そんなこともわかってなかった、子どもの時やから」と回顧。「親父が『こうやれ!』って言ったら、そういう家やから、自分らも大阪の西成で生まれ育って、やんちゃな子供たちいっぱいいるから、しゃべり方もそういうしゃべり方になる。特に大阪弁やし『やったるわ!』とかになる。そのままテレビでもしゃべるし、記者会見でもしゃべるし、多少パフォーマンスも入れながらやったら、世の中的にはウケてまうんですよね、それが。親父からしたらよっしゃ作戦成功やって、それがだんだんこう来た」と続けた。

 苦しくはなかったのか?との問いには「(苦しい)っていう時もありましたけどね、途中で。自分がそれでブレた方、親父は最後まで『ブレずにやりきれ』って言うてた。どんなイメージであれリングの上で戦って勝ったらそれで讃えられるんです、ボクシングって言う競技は。だから、親父の考えは『とことんいけ』ってところだった」と振り返った。

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2020年10月9日のニュース