音楽プロデューサー・小林信吾さん死去 62歳 食道がんで療養中 「愛は勝つ」の編曲担当

[ 2020年10月9日 11:14 ]

 音楽プロデューサーでキーボード奏者としても知られる小林信吾(こばやし・しんご)さんが、食道がん肉腫の術後転移再発のため4日に死去したことが分かった。62歳だった。9日、所属事務所が小林さんの公式サイトで発表した。

 公式サイトで「弊社 小林信吾は 2020年10月4日夜に自宅にて62歳で逝去いたしました」と発表。「2017年の食道がんの手術から、一度は復帰も出来て頑張っておりましたが転移がみつかり、療養していました。まだこれからの年齢でしたので、残念でなりません。ここに生前のご厚情に深く感謝するとともに謹んでお知らせ申し上げます」とつづった。

 小林さんは玉川大学在学中からキーボード奏者として活動。91年の日本レコード大賞を受賞した、シンガーソングライター・KAN(58)のシングル「愛は勝つ」の編曲を担当。04年からはシンガーソングライター・平原綾香(36)のプロデューサーを務めた。

 17年6月に食道がんと診断されて療養。同年10月から活動を再開したが、今年6月にパーソナリティーを務めるFMとやま「小林信吾のSoliloquy~夜のひとりごと~」の休演を発表していた。

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2020年10月9日のニュース