羽鳥慎一アナ 池袋暴走事件、執行猶予の可能性に「何なんだろう」

[ 2020年10月9日 13:20 ]

羽鳥慎一アナ
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 羽鳥慎一アナウンサー(49)が9日、司会を務めるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。東京・池袋で昨年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長の被告(89)の初公判が8日に東京地裁で行われたことについてコメントした。

 被告は「心からおわび申し上げます」と謝罪した上で「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が発生し、暴走した」と起訴内容を否認し、無罪を主張。弁護側は被告に過失はないとした。亡くなった母子の遺族の男性(34)は閉廷後に記者会見し「車の不具合を主張するなら謝ってほしくなかった。2人の命と遺族の無念に向き合っているとは思えなかった」と話した。

 番組では、交通事故に詳しい弁護士の「89歳という高齢を考慮して執行猶予がつく可能性が高い」とする量刑に対する見解を紹介。これに、羽鳥アナは「高齢だから事故を起こした可能性があるわけですけれど、高齢だから執行猶予がつく可能性があるって…何なんだろうこれは」と厳しい表情で話した。

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2020年10月9日のニュース