ナイツ塙 紳助さんの助言を振り返る「横の意識、お前らずっと前でやってんねん」

[ 2020年10月9日 17:15 ]

ナイツの塙宣之
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 お笑いコンビ、ナイツの塙宣之(42)が8日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)に出演。2011年に芸能界を引退した島田紳助さん(64)から受けた、漫才に関するアドバイスをについて語った。

 持ちネタ「ヤホー漫才」を武器に、08年のM-1グランプリで3位となった。塙は「ヤホーで調べましたって漫才。それがM-1で優勝できなかったので違うネタしかない」と感じ新ネタ作りに着手。

 翌09年のM-1では、言い間違いを連発するネタを披露した。同ネタの最中、塙は1カ所だけ自身が周りをキョロキョロと確認するシーンがあると告白。「ずっと前を向いて言い間違いをしていたけど、ちょっと動きをつけたんですよ」と解説した。

 その理由は、当時M-1の審査員を務めていた紳助さんからの助言だった。「前の年のM-1の決勝が終わった後にトイレで紳助さんに会った時に『もうちょっと横の意識せなアカンで、お前らずっとなんか前でやってんねん』って言われた」からだという。

 「でもやっぱり横ばっかりになっちゃうとナイツっぽさがないじゃないですか、だから1個思い切り横のところを作ろうと思って」と塙。紳助さんのアドバイスを大胆に取り入れたネタだったと打ち明けた。

 同年は惜しくも4位だったが、塙の相方・土屋伸之(41)は紳助さんから「うまくなったな」と褒められたそう。土屋は「その言葉をいただいて、僕そこのシーンを6回見ました。自分のネタは1回しか見ていないけど紳助師匠の言葉だけ6回見ました」と感慨深げに話していた。

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2020年10月9日のニュース