安藤優子氏 安倍首相の辞意に「13年前のことを考えると…口にされるのは大変厳しいことだと思う」

[ 2020年8月28日 14:51 ]

ニュースキャスターの安藤優子氏
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 ニュースキャスターの安藤優子氏(61)が28日、フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)で安倍晋三首相が辞意を固めたことについてコメントした。

 安藤キャスターは、2007年に持病の潰瘍性大腸炎が悪化して退陣した第一次安倍内閣を振り返り、「13年前のことを考えると、なかなか半ばでお辞めになるという事を口にされるのは大変厳しいことだと思うんですね」と述べた。

 また、俳優の高橋克実(59)が「責任感なんだと思いますよ。スパッとここで辞めとかないと、ということだと思いますけどね」と指摘すると、安藤氏は「それだけ肩にかかってくるものは大きいと。どのように説明されるかによって引き際の美しさがまた変わってくるということなのかもしれません」と記者会見での発言に注目した。

 安倍首相はきょう午後5時から記者会見を予定。新たな新型コロナウイルスの追加対策とともに、辞意を表明するとみられる。

 首相は今月17日、東京・信濃町の慶応大病院で約7時間半にわたって「日帰り検診」を受け、24日に再び受診した。12年12月の第2次内閣発足以降は、薬の効果もあって激務をこなしていたが、「日帰り検診」をきっかけに、政府、与党内で体調不良説がささやかれていた。発足から約7年半、「安倍1強」と評されたが、新型コロナウイルス対策は迷走し、内閣支持率は下落傾向に入っていた。自民党は速やかに総裁選を実施し、新総裁を選出する。

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