小池徹平主演ミュージカル「るろうに剣心 京都編」全公演中止を発表

[ 2020年8月28日 12:19 ]

俳優の小池徹平
Photo By スポニチ

 俳優の小池徹平(34)が主演し、11月から上演を予定していたミュージカル「るろうに剣心 京都編」(IHIステージアラウンド東京)の全公演が中止となることが28日、公式サイトで発表された。新型コロナウイルスの感染拡大の状況を受け、スタッフ・キャストの安全と感染対策の徹底と「作品の魅力を十分にお届けすることを両立させることが困難」と判断したため。

 公式サイトでは「2020年11月よりIHIステージアラウンド東京にて開催を予定しておりましたミュージカル『るろうに剣心 京都編』につきましては、激しくダイナミックな振付や本格的な殺陣を多用し、360度を囲む舞台機構の特性を十分に活かした演出で本作品を存分にお楽しみいただけるように準備してまいりました」としたうえで、「しかしながら、昨今の新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の状況を鑑みて、本公演の演出家の小池修一郎氏と主催者で検討に検討を重ねてまいりましたが、お客様をはじめ、キャスト・スタッフ等関係者の安全を確実に確保するための感染対策を徹底することと、本来お楽しみいただきたいと考えていた作品の魅力を十分にお届けすることを両立させることが困難であると判断し、誠に遺憾ながら全公演を中止とさせて頂くことと致しました」と全公演中止を報告。「開催を楽しみにお待ち頂いていたお客様には多大なるご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫びを申し上げます」と謝罪した。

 演出を担当する演出家の小池修一郎氏(65)も「いまだに収束の兆し見えぬコロナの猛威のもと、密にならない立ち回りをお見せするのは本意では無く、あるべき『るろうに剣心』をお客様にお届けするのは、この秋は難しいとの結論に至りました。まことに残念ではございますが、みな様には、何卒ご理解いただけるようお願い申し上げます」とコメントを発表した。

 同公演では、小池徹平が主人公の緋村剣心を演じ、黒羽麻璃央(27)、松下優也(30)、加藤清史郎(19)らが出演予定だった。

続きを表示

2020年8月28日のニュース