“下町のおばさん”内海桂子さん 60歳から女優進出、78歳で初の映画本格出演も

[ 2020年8月28日 05:30 ]

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 女流漫才コンビ「桂子・好江」で人気を博し、現役最年長芸人として活躍した内海桂子師匠は、60歳ごろから女優業にも本格進出した。NHKのエレベーター内で映画監督の深町幸男さんと偶然乗り合わせ、その縁から同局ドラマなどへの出演が続いた。

 00年には深町監督の「長崎ぶらぶら節」にベテラン芸人役で登場。78歳にして初めて映画に本格出演した。その後も“下町のおばさん”役などのオファーが続き、04年にはNHK連続テレビ小説「天花」で、うどん屋の女将さん役を熱演。アドリブでせりふに節をつけるなど収録を楽しんだ。

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