フジ「バイキング」安倍首相の去就トーク中に電話 一瞬緊迫も…平井上席解説委員「母親からでした」

[ 2020年8月28日 13:57 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビの平井文夫・上席解説委員(61)が28日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演し、生放送中にかかってきた電話にスタジオが緊迫する一幕があった。

 番組では、安倍晋三首相(65)が午後5時から開く会見の内容について解説。東京・信濃町の慶応大学病院に通院するなど、健康状態についても心配される中、平井氏は「うちの政治部では、辞めないことの裏が取れない。もしかしたら、退陣会見の可能性もある」と、安倍首相の電撃退陣を否定できる十分な裏取りができていないことを明かした。

 番組放送時点でもまだ大勢が見えてきていないといい、平井氏は「あと4時間くらいでしょう?普通はだいたい分かるんです。『大丈夫だな』と。まだそれが分からないので、どうなるか」と語った。

 番組では「治療しながら続投」、「健康問題を理由に退陣」、「首相代理を示して入院」の3つの可能性を推測した。そんな中、解説をしながらしきりに腕時計を気にする仕草を見せた平井氏に、MC坂上忍(53)が「めちゃめちゃ時間を気にしてますね」と指摘した。

 平井氏の腕時計に着信の通知が入ったようで、「今、電話が入ったので。重要な電話かなと思いまして」と説明。首相の動静に関わる電話である可能性を察知した榎並大二郎アナウンサー(34)が、「ピリピリしている状況ということですね」とフォローすると、坂上も「大事なのだったら、今電話出ていただいても」と促し、スタジオに一瞬、緊迫ムードが漂った。

 ところが、電話の主は母だったようで、平井氏は「母親からでした」と明かした。緊張から解き放たれたスタジオに笑いが漏れ、お笑いタレント土田晃之(47)は「お母さん、生放送に出てるの知ってるでしょうに」とツッコミを入れていた。

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