東京MX番組、タレントやスタッフへのギャラも未払いか…番組作りは制作会社に“丸投げ”

[ 2020年1月19日 05:30 ]

 東京MXテレビが昨年放送したバラエティー番組「欲望の塊」の優勝賞品だったランボルギーニ社製の超高級車が収録から1年たっても優勝者に届いていない問題を巡り、番組の制作会社から出演タレントや現場スタッフにギャラが支払われていない疑いが18日、浮上した。

 本紙の取材では、不祥事から復帰して同番組で初めて地上波番組のMCを飾った「極楽とんぼ」山本圭壱(51)への出演料も未払いのまま。出演者の一人は、現場の技術スタッフから「自分も報酬が支払われていない」との窮状を聞いた。この点に関して制作側からの説明は全くないという。番組関係者は「地上波のテレビ番組でこんな事態に巻き込まれるとは想像もしていなかった」と憤った。番組プロデューサーとは昨年12月から連絡がつかない状況が続いている。

 東京MXによると、制作側は出演者からホストクラブの「宣伝費」として参加費を徴収していた。番組には男性ホストが20人出演していた。1人当たり150万円前後を払っていたとみられ、単純計算で約3000万円が集まっていたことになる。一部を制作費に充てていたとみられるが、出演したホストの一人は「番組のセットはユーチューブ以下のレベル。制作にお金がかかるわけがない。スタッフの人件費は一体どこに消えたのか」と指摘した。

 同局によると、番組は外部の制作会社が作って持ち込んだものを放送する形だった。同局は「番組に関しては制作会社に任せていた」と説明しており、今後は外部に“丸投げ”していた実態にもメスが入りそうだ。

 参加者から出演料を集める番組作りも問題視されており、民放関係者は「番組の放送前に、MX側の責任者は問題があると考えなかったのだろうか」と首をかしげた。番組に対してのチェック機能が局内でどこまで働いていたのかも今後の大きな焦点となる。

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