“猫歌”だけの異色カバーアルバム話題に 秋元順子「デビュー15年での新しい挑戦」

[ 2019年8月10日 05:30 ]

秋元順子
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 空前の“猫ブーム”が続く中、歌作りの名手たちによる“猫歌”だけを集めた異色のカバーアルバムが発売され話題となっている。

 ヒット曲「愛のままで…」で知られる秋元順子(72)が歌う「令和元年の猫たち」で、その“猫歌”を作った顔触れが凄い。

 歌謡界最大の作詞家阿久悠さんが1969年に女優浅丘ルリ子(79)に提供した「シャム猫を抱いて」をはじめ、昭和を駆け抜けた歌人で劇作家の寺山修司さん作詞で浅川マキさんが歌った「ふしあわせという名の猫」、中島みゆき(67)の「なつかない猫」など、猫を通して世の中へのうっ屈や不安を描きつつ、そこに愛情が注がれているのが猫歌の共通点。260万枚を売り上げた“猫歌界最大のヒット曲”皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」も収録されている。

 音楽評論家の小西良太郎氏(82)のプロデュース。猫歌による新曲「たそがれ坂の二日月」も収録した秋元は「デビュー15年での新しい挑戦。進化を求め、素晴らしい才能の方々の名曲を大切に歌わせていただきました」と話している。

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