「いだてん」前畑秀子役に上白石萌歌 役作りで7キロ増 3つの起用理由「ただ一人条件クリア」

[ 2019年4月24日 14:17 ]

大河ドラマ「いだてん」新キャストに決まった(前列左から)上白石萌歌、阿部サダヲ、斎藤工、皆川猿時(後列左から)トータス松本、三浦貴大、林遣都、大東駿介
Photo By スポニチ

 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)の新キャスト発表会が24日、東京・渋谷の同局で行われ、後半の主人公となる田畑政治を演じる阿部サダヲ(48)とともに、新キャストの斎藤工(37)、上白石萌歌(19)、トータス松本(52)ら7人が出席した。

 斎藤はアムステルダム五輪のメダリストの日本水泳界のスター高石勝男役。トータスがNHKスポーツ実況アナの河西三省を、また、上白石はベルリン五輪で日本人女子初の金メダルに輝いた前畑秀子を演じる。

 初の大河出演となる上白石は、役作りで体重を7キロ増量したことを告白。「心も体も近づけるよう努力した。見た目だけでなく体力を持たせるための増量」。また、「夜中にナポリタンを食べたり楽しかった。最近、机の上に散らばっているお菓子の袋の量が多いと言われます」と会見場をなごませた。

 前畑役として上白石に白羽の矢を立てた理由について、制作統括の訓覇圭氏は、26週の登場時が14歳の設定であることから、まずは「少女というイメージがほしかった。和歌山の川で泳いでいたという、おおらからで、今っぽくない人がいいなと。いい意味で昭和感、透明感」と説明。さらに「少女が大器に化けていくスケール感がある」「泳げる」ことが前提とし「条件をクリアできる人はだた一人だった」とした。

続きを表示

2019年4月24日のニュース