草刈正雄 小なつ・粟野咲莉を大絶賛「すごいプロ根性」 泰樹おんじは「長生きする」

[ 2019年4月24日 10:26 ]

NHK連続テレビ小説「なつぞら」&「“朝ドラ”100」展プレス内覧会に出席した草刈正雄
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 俳優の草刈正雄(66)が24日、神奈川・横浜高島屋で行われたNHK連続テレビ小説「なつぞら」&「“朝ドラ”100」展(5月6日まで)のプレス内覧会に出席。同展を回りながら、「なつぞら」や「朝ドラ」のエピソードをトークした。

 1961年に放送が始まり、日本の朝にその時代が求めるテーマを描いてきたNHK連続テレビ小説「朝ドラ」は、現在放送中で広瀬すず(20)がヒロインを務める「なつぞら」が記念すべき100作目となる。同展では「なつぞら」の魅力を様々な角度から紹介するとともに、懐かしい「“朝ドラ”100」コーナーが設置されている。

 「なつぞら」で、戦災孤児となった奥原なつ(広瀬)が引き取られた北海道・十勝の柴田牧場の牧場主・柴田泰樹役を演じる草刈は、大森寿美男氏が手がける脚本にいつも泣かされているそうで「僕の役につきましては、いいセリフを任せていただいて、台本ができるたびに涙しております。役者冥利に尽きます」と感謝。反響も耳に届いているそうで「ときどき、移動の車の中でマネージャーから聞かせてもらうんですけど嬉しいですね。聞くたびに涙が出てきます。感謝、感謝です」と嬉しそうに語った。

 また、撮影に使われた子牛の模型が展示されるコーナーで草刈は「撮影の3~4日前に前乗りしまして、搾乳の仕方や馬車の乗り方だとか、草刈りの仕方とかですね…ここでちょっと(笑いが)来るかなと思ったんですけど」と冗談を交えてて笑いを誘いつつ、搾乳に苦労したことを明かし「でも、すずちゃんはとってもうまいんですよ。小なつちゃん(粟野咲莉)もうまい!女性の方がうまいんですかね」と吐露。

 さらに、泰樹がなつをお菓子屋の雪月に連れて行き、アイスクリームを食べさせた感動のシーンについて聞かれた草刈は「あのシーンで小なつちゃんちゃんが、思い通りにいかなかったんでしょう。『すいません。もう1回やらせてください』って。すごいプロ根性でね」と舌を巻き、「最初、うまく涙が出なかったみたいなんですけど、撮り直したら、僕が言っているセリフの途中で涙を流してね。それであんな素敵なシーンになりました。本人もすごく満足していました」と目を細めた。

 なお、草刈自身も撮影は残っているそうで「なんか長生きするそうで(笑)」と笑顔を見せ、「昔はギュッととって終わっていたんですけど、9月頃まで撮影があるみたいなんです。何を撮るんでしょうね(笑)。でも楽しみにしています」と声を弾ませた。

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