作家・和久峻三さん死去 88歳 「赤かぶ検事」シリーズなど

[ 2018年12月29日 12:35 ]

 「赤かぶ検事」シリーズなどの法廷ミステリーを数多く手掛けた作家の和久峻三(わく・しゅんぞう、本名古屋峻三=ふるや・しゅんぞう)さんが10月10日午前11時半ごろ、心不全のため京都市下京区の病院で死去した。88歳。大阪市出身。遺言により葬儀は行わなかった。

 京都大法学部を卒業後、新聞記者を経て、作家に。後に司法試験に合格し、弁護士としても活躍した。「仮面法廷」で1972年度に江戸川乱歩賞、「雨月荘殺人事件」で89年に日本推理作家協会賞を受賞した。(共同)

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