ＹＯＳＨＩＫＩ　盟友ｈｉｄｅさんに感謝「僕もｈｉｄｅに影響されたミュージシャン」

Ｘ　ＪＡＰＡＮのＹＯＳＨＩＫＩ
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　「Ｘ　ＪＡＰＡＮ」のＹＯＳＨＩＫＩ（年齢非公表）が２９日、ＴＢＳ系「新・情報７ｄａｙｓニュースキャスター超豪華！ワイドショー２０１８年総ざらい決定版」（後９時）にＶＴＲ出演し、故ｈｉｄｅさん（享年３３）への思いを告白。「ｈｉｄｅがいなかったら、いろんな意味で今の自分はいない」と語った。

　ｈｉｄｅさんは１９９８年に死去。東京都中央区の築地本願寺での葬儀・告別式にはファン約５万人が訪れ、後追い自殺する若者も出た。同所で行われた２０１０年の十三回忌の法要にはファン３万５０００人が参列、１４年の十七回忌フィルムライブにも２２００人が集まり、今年行われた追悼ライブにも多数の人が集まるなど、人気の衰えを知らない。

　結成前にｈｉｄｅさんのステージを見たＹＯＳＨＩＫＩは、過激すぎるパフォーマンスに「なんか、怖かった。関わりたくない」とすら思ったという。しかし、「ギタリストとしては素晴らしかった」と語り、メンバーに加入後にはｈｉｄｅさんはＸ　ＪＡＰＡＮの「お母さん」と言うほど。ＹＯＳＨＩＫＩにとって、かけがえのない存在となり最大の理解者となった。

　番組では、ｈｉｄｅさんが生前に難病の少女と何度も対面するなど、ファンを大事にしていたＶＴＲも紹介。ＹＯＳＨＩＫＩは「ファンの皆さんがいて成り立っている。ロックスターとなると忘れてしまうこともある。それをｈｉｄｅは常に忘れず僕に言ってくれた」と感謝。亡くなって２０年たった今でも「『どうしよう』って思った時には、彼と（頭の中で）対話します。もちろん存在しないんだけど、長い間一緒にいたので、なんとなく答えが、彼から返ってくる。それは自分の答えでもあるんでしょうけど、ｈｉｄｅという人が言ってくれたと思うと自信がついて、じゃあやろう、となる」と語り「僕もｈｉｄｅに影響されたミュージシャン」と言い切った。