“金栗”勘九郎 箱根駅伝ラジオ中継ゲスト、来年大河「いだてん」主演

[ 2018年12月29日 06:30 ]

NHK大河ドラマ「いだてん」で金栗四三を演じる中村勘九郎
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)が来年1月2日、NHK・ラジオ第1「第95回東京箱根間往復大学駅伝 往路」(前7・40)にゲストとして生出演することが決まった。

 勘九郎は1月6日スタートの大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺(ばなし)」(日曜後8・00)に主演。演じる主人公の金栗四三は1912年に日本で初めて五輪に出場したマラソン選手で、20年の第1回箱根駅伝の開催に向けて尽力した。

 NHKは、金栗を演じることで改めて駅伝の魅力を実感した勘九郎に出演を要請。勘九郎は同局のスタジオで、自身初の駅伝中継に臨むことになり、金栗やドラマのこと、長距離走の面白さなどを語る。

 ドラマで日本最初の応援団長・吉岡信敬を演じる俳優・満島真之介(29)もゲストとして出演する。

 この駅伝中継の解説を務めるプロランニングコーチの金哲彦氏(54)は「いだてん」のマラソン指導も担当。

 勘九郎はクランクイン前から金氏の教えを受け、そこで学んだ走法をドラマの中で実践しており、この駅伝中継で師弟共演を果たすことになる。

 勘九郎はかねて金栗について「マラソンに生涯をささげた熱量、ストイックさ、その姿勢には本当に頭が下がる思い」と語っており、中継で熱い“いだてんトーク”を繰り広げることになりそうだ。

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2018年12月29日のニュース