月亭方正が語る「ガキ使笑ってはいけない」大物芸能人、お騒がせ芸能人が出演する理由

[ 2018年12月29日 09:00 ]

「笑ってはいけないシリーズ」の撮影裏話や企画への思いについて語る月亭方正
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 【月亭方正インタビュー(1)】大みそかに放送する日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!」(後6・30〜深夜0・30)。“絶対に笑ってはいけないシリーズ”は今年で13回目となる恒例の越年特番で、2010年から8年連続で「NHK紅白歌合戦」裏民放1位の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。今年もどこまで紅白を“食う”のか、注目される。レギュラーメンバーの落語家でタレントの月亭方正(50)がインタビューに応じ、撮影裏話や大物芸能人が同シリーズに出演する理由を明かした。

 今年のテーマは「トレジャーハンター」。ダウンタウンの浜田雅功(55)松本人志(55)、月亭方正、ココリコの遠藤章造(47)田中直樹(47)の5人が新人トレジャーハンターとして、大物俳優が扮する所長との対面や訓練をはじめ、さまざまな研修に臨む。用意された仕掛けに笑うと、お仕置きが執行される。常連ゲストはもちろん、豪華ゲストが“笑いの刺客”として登場。息つく間もなく“笑いのトラップ”が次々に襲い掛かる。

 平成最後の“笑ってはいけないシリーズ”。昨年放送の「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」ブルーレイ・DVD発売イベントに合わせて取材に応じた方正は、以前から“毎年今回が最後という覚悟で臨んでいる”と話すが「今年もその気持ちは変わりません。9月ごろに今年もやると聞いて“えっ、今年もあるんですか?ダウンタウンさん大丈夫ですか?”が最初の感想です。声が掛かるということはダウンタウンさんが既にオッケーしているということですから“今年もやるんだな”と思った」と大仕事前の心境を語る。

 今回も例年と変わらず、壮大なロケを敢行。現場でスイッチが入るのは“恐怖のバス”に乗車した時ではなく、お仕置きを受けた瞬間という。「1発目のケツバットを食らったときに“ああ、今年も始まったな”って。“アウト〜!”って罰を宣告された時ではなく、叩かれてから“始まったな”なんです。これまでケツバットする人はいろいろいましたが、最近はメンバーが固まってきましたね。明らかに野球経験者!調子が乗ってきた時の振りの感じが違うんですよ」と苦笑いを浮かべた。

 毎年、多くの大物芸能人が“笑いの刺客”としてゲスト参加。その年に世間を騒がせた著名人も出演し、ネット上では関連ワードが急上昇するなど注目を集める。

 お騒がせ芸能人が出演する理由について「ズバリ、起死回生ですよね」と方正。「面白いのが『笑ってはいけない』ってアメリカンポリスとかトレジャーハンターとか架空のストーリーなのに“リアル”な人物が入ってくることなんです。ゲストで出演してくださる方々は“マジ”なんですよ。こっちは“スキャンダルをした本物が来たー!”ってなって笑っちゃう。ホンマとウソが上手く交ざっているんですよね。日本中が知っているスキャンダルをした人が撮影現場に入ってくるんですよ。その人のバックボーンが瞬間的に浮かんで“ププッ…”って笑ってしまうんです」と持論を展開した。

 先月28日に昨年放送した「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」のブルーレイ・DVD(初回限定版と通常盤)を発売。“アパ不倫”の俳優・袴田吉彦(45)や“不倫騒動”ベッキー(34)が登場し、お茶の間の笑いを誘った。「年末の人気番組に出て、何とかまた芸能界で頑張ろうとする“必死感”が人間らしくていいんです。裸になっても、お仕置きを受けても、復活できるように頑張る姿が面白いですし、その人を応援したくなるんですよね」とスキャンダルも最高の笑いに昇華する番組の魅力を語った。※インタビュー(2)は31日配信予定。

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2018年12月29日のニュース