濱津隆之“カメ止め”大ヒットで「ゼロから100になった感じ」

[ 2018年12月29日 12:00 ]

【激動2018 芸能(16)】“カメ止め現象”テレビ界にも波及

スポニチ本紙のインタビュー後「カメラは止めない!」と叫ぶ濱津隆之
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 映画「カメラを止めるな!」(監督上田慎一郎)主演の濱津隆之(37)がスポニチ本紙の取材に応じた。「小劇場で細々とやっていたのに、いまは先方からオファーが来るようになりました。昨年の年末はバイトを入れていたんですが」。カメ止めのヒット後、俳優の仕事が激増。織田裕二(51)主演のフジテレビの月9「SUITS/スーツ」にまでゲストで登場した。「古舘トーキングヒストリー」では時代劇に初挑戦。年明けにはNHKにも出演する。仲間内から「“濱津、売れたなあ”って言われます」と笑った。

 東京国際映画祭では正装でレッドカーペットを歩き、韓国や米シカゴの映画祭にも招待された。「ゼロから100になった感じです」と生活の激変ぶりを語る。

 カメ止めの共演者が大手芸能事務所と契約する中、いまだフリーで活動し自身でスケジュールを管理。「声はかけていただいてるんですが…」と照れる。「いまは勢いで行ってますが、いずれは“カメラも止まる”。そのときも需要がある俳優でいたい」。しっかり地に足を着けている。

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