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関西大学野球リーグ

【関西学生野球のキーマン】同大・小川晃外野手 首位打者獲って優勝あるのみ

[ 2020年9月2日 05:32 ]

<関西学生野球>同大・小川晃太朗
Photo By スポニチ

 武器は50メートル走5秒7を誇る俊足だけじゃない。将来的にプロ入りも見据える小川晃は、勝負の秋へ並々ならぬ決意を明かした。

 「首位打者を獲りたい。ベストナインも光栄ですが、9人いる。9分の1になりたい」

 2年秋、3年春はともに3割を超える打率を残しベストナインを獲得したが、昨秋は大きく調子を崩し打率・239に終わった。打撃映像を細部まで見直しフォームを改造。投球に対して最短距離でバットを出し、無駄を省く打撃を徹底追求した。3カ月に及ぶ活動休止期間には、感染防止に細心の注意を払いながら京田辺市内のジムにも通い「こういう時にしかできない」と体重は昨秋の75キロから82キロに増量。結果、長打力が増し昨秋までの1番から今秋は3番を担う。

 2年時の悔しさが原動力になっている。初招集された侍ジャパンの大学代表候補合宿で明大・森下(現広島)や東北福祉大・津森(現ソフトバンク)から実戦形式の練習で安打を放ったが、落選。手応えがあっただけに、負けん気に火が付いた。「負けたままでは終われない」と強い思いで臨んだ昨年11月末からの代表候補強化合宿では50メートル、30メートル、二盗の全部門でトップのタイムを計測。関西の外野手では唯一、最終候補35人に入った。

 入学後は3年春の3位が最高で4連覇を達成した11年秋を最後に優勝から遠ざかる。「自分の成長をチームに還元して、一度は優勝したい。4年間で一番いいチームになったという自信はあります」。大目標に向け走攻守で力強くけん引する。

 ◆小川 晃太朗(おがわ・こうたろう)1998年(平10)12月20日生まれ、大阪府大東市出身の21歳。北條西小1年からソフトボールを始める。北條中では大阪鴻池ボーイズに所属。龍谷大平安では3年春の甲子園大会で4強入り。同大では1年春からリーグ戦に出場。1メートル80、82キロ。右投げ右打ち。

 ●同大予想オーダー●
(9)青 地(2=大阪桐蔭)
(6)橘 高(4=同志社国際)
(8)小川晃(4=龍谷大平安)
(3)小西幸(2=天理)
(7)田 村(2=桐光学園)
(5)四 川(4=履正社)
(2)栗 林(4=大阪桐蔭)
(4)本 間(4=敦賀気比)
(1)高橋恭(3=高田)

 ▼同大・渋谷卓弥監督 小川晃には走者を還す役割もそうだが、2死からでもチャンスをつくる役割も期待している。田村、小西幸と中軸がうまく機能すれば、いい戦いができると思う。

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