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関西大学野球リーグ

【近畿学生野球のキーマン】和歌山大・瀬古投手&安田捕手

[ 2019年8月30日 15:30 ]

覇権奪回のカギを握る瀬古(左)と安田の和歌山大2年生バッテリー
Photo By スポニチ

覇権奪回の鍵を握るのが2年生バッテリーだ。1メートル65の左腕瀬古は「小さな大投手」になれる可能性を秘める。昨秋リーグ戦後、カウントを取る変化球習得に取り組んだ際に腕が振れなくなり制球難に陥った。不安を抱えたまま臨んだ今春の開幕カード、阪南大2回戦で3回途中5失点KO。「ズタボロでした」と涙を流す中、大原弘監督から「第3戦に投げることに意味がある」と叱咤(しった)激励され挑んだマウンドで9回1失点。タイブレークの末に敗れたが復調へのきっかけをつかんだ。
 「逃げてばかりでは、いつかつかまる」と最速135キロの真っすぐの質向上を意識。投球時に踏み出す右足のブレーキを効果的に使うことで威力アップを狙う。春は登板ラスト3試合零封するなど27イニング連続無失点で終えた。今秋はさらなる継続で新エースの称号を手にする構えだ。
 野球を始めた小学1年から捕手一筋の安田は正妻として昨秋優勝に貢献。指揮官が「目配り気配りができる。捕手は捕手が好きでないと務まらない」と絶大な信頼を寄せる。投手陣とのコミュニケーションも密に取り、インターネットなどで情報収集にも力を入れる。投手に役立つと思うものがあれば提供する、献身さも捕手らしい。
 駒大苫小牧では、控え捕手で甲子園出場もかなわなかった。2番目の兄・大将は亜大で主将を務めるなど4兄弟全員が野球経験者で「自分だけ高校時代は控えだった」悔しさが、大学での成長の糧となった。「自分ができることを確実にするだけ」。“考える野球”もリードする

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