西武・牧野翔矢 117番背負い786日ぶり先発マスクの舞台裏明かす「今日の朝…」 登場曲に込めた思い

[ 2024年6月25日 22:50 ]

パ・リーグ   西武1―0日本ハム ( 2024年6月25日    ベルーナD )

<西・日>ユニホームが間に合わず3ケタの背番号でプレーする牧野 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武の牧野翔矢捕手(23)が25日、支配下登録その日に先発マスクをかぶりベルーナDでは99年8月28日ダイエー戦以来、25年ぶりとなるスミ1完封勝利に貢献。試合後のお立ち台では大粒の涙を流した。

 2022年に右肘手術を受け育成契約となり、昨季途中に実戦復帰。2軍で実戦を重ね、ついに支配下登録をつかんだ23歳。

 2022年5月1日オリックス戦(京セラD)以来786日ぶりとなる先発マスク。ユニホームが間に合わず117番を背負って試合に臨んだ。そして冷静なリードと強肩で2018年ドラフトの同期入団である渡辺勇太朗を今季初勝利に導き、その後も中継ぎ陣を好リード。初回に先制打を放った岸とともに、この日の主役は牧野だった。

 お立ち台では手術後の周りの全てのサポートに感謝し涙を流した23歳。支配下登録即スタメンに名を連ねたが「今日の朝、支配下登録される時に“今日スタメンって聞いてる?”って言われました。緊張の方が勝ちましたね」と舞台裏を笑顔で明かした。

 支配下については「昨日電話かかってきて、ハンコを持ってきてと言われたんで、もしかしたら支配下という気持ちがあった。今日の朝、GMと本部長から支配下登録ということを言われました」とスタメン出場も支配下登録も直前に知らされたという。

 打席では岡田雅利の登場曲を使用したが「(2軍で)本当にいっぱい野球のことも話して、自分がくじけそうになった時も後押ししてくれた。武隈さんも今日登場曲を使わしてもらったんですけど、本当にお二方が僕の中で支えになっていたので、本当に感謝して今日のフィールドに立っていました」と感謝の思いを胸に秘め、そして曲に乗せて臨んだ復帰戦だった。

 786日ぶりに先発マスクに帰って来た頼れる男が、最下位に沈むチームに勢いをもたらした。

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