松田宣浩氏が阪神・森下に熱烈エール!!「虎の熱男になれ」「本塁打と打点で稼ぐ道を突き進んで」

[ 2024年6月25日 05:15 ]

阪神・森下

 ソフトバンク、巨人で活躍し、現役通算1832安打、同301本塁打をマークしたスポニチ本紙評論家・松田宣浩氏(41)が24日、阪神・森下翔太外野手(23)に「虎の熱男になれ」と熱烈エールを送った。“元祖”は若虎に自身との類似点を見いだした上で、打撃スタイルとスター性を高く評価。「本塁打と打点を稼ぐ選手になれ」とメッセージを送るとともに、森下が課題とする高め直球の攻略法も伝授した。

 昨年日本シリーズの森下選手の活躍が印象に残りました。新人最多記録の7打点を挙げて勝利に導き、熱くファンを魅了する力があると感じました。「熱男」と呼ばれた自分の現役時代と同じにおいがします。大卒入団の右打ちで長打力があるという打者のタイプも似ていますしね。私自身が意識していたように、試合を動かし、チームも勢いづかせられる存在だと思います。

 高めの直球が課題だと聞きます。以前に比べて投手の平均球速が10キロ上がったといわれる今の時代は、普通に打てば詰まってしまう。対処法は、泳ぐくらいポイントを投手寄りにすること。追い込まれるまでは、引っ張って強い打球を打つイメージを持った方がいい。追い込まれたらピッチャー返しに切り替える。そんな対応が大事だと思います。

 高めの直球は、気持ちの面でビビったら負け。受けてしまうと、フェンス手前で失速する打球が増えると感じます。ボールに向かっていき、泳ぐことを恐れない。これが極意ではないでしょうか。

 入団2年目は技術面でたくさん学ぶことがあると思います。チーム方針に沿った打撃は重要です。ですが、個人的には、小さくまとまってほしくはない。打率は2割5分、いや2割でもいい。その代わり、本塁打を20本から30本狙ってほしい。その力があるからこそ、本塁打と打点で稼ぐ道を突き進んでほしいと考えています。

 まだ23歳で好不調の波はあって当然。波は、落ちたらまた上がってくるものだと割り切ってほしい。3割を打っても、残り7割は失敗。成績に一喜一憂せず、自分を信じること。落ち込まずにガツガツやってほしいです。

 私がそんな心境にたどりついたのは、2011年のこと。初めてフルイニング出場をし、25本塁打を打ちました。リーグ優勝と日本一にも貢献できた。大卒入団6年目、28歳になるシーズンでようやく、主軸として働くことができました。

 しかし、森下選手はルーキーイヤーに10本塁打を放ち、リーグ制覇と日本一の原動力になりました。そんな選手は、なかなかいません。チームに欠かせない存在だという自負を持ち、試合に出続けてほしい。ファンを魅了できる数少ない選手だからこそ、私はこれからも熱く追っていきたいですね。
(スポニチ本紙評論家)

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