ソフトバンクの育成3年目・山本 パワーで勝負だ!「求められている長打、ホームランを打てるように」

[ 2024年6月25日 05:25 ]

2軍で持ち前の強打をアピールしている山本
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 育成3年目のソフトバンク・山本恵大外野手(24)が2軍で持ち前の強打をアピールしている。みずほペイペイドームであった4日のウエスタン・リーグ中日戦で逆方向の左翼席に公式戦初本塁打を放った。育成同期の川村友斗外野手(24)、仲田慶介内野手(24)は支配下登録されて1軍でも活躍。2人に負けないパワーで勝負していく。

 柳田を彷彿(ほうふつ)させた。1軍の本拠地・みずほペイペイドームで4日に行われたウエスタン・リーグ中日戦。左打者の山本は8回先頭で逆方向に運ぶ同点の本塁打を放った。4番起用に応える一発でチームは逆転勝ち。「逆方向は3軍でやってきた」と胸を張った。現在も2軍に同行中で「ボールを見られているので感じは悪くない。継続してやっていきたい」と手応えを語った。

 明星大で首都大学リーグ通算25発の大砲は、ケガに泣いてきた過去から卒業しようとしている。育成1年目から左膝の痛みと付き合ってきた。一度は完治したが、昨年も同じ箇所を痛め7月にリハビリ組へ移管。9月に左膝の手術を受けて、今年3月まで戦線を離れた。山本のプレースタイルは何事にも全力で取り組む。長所なのは間違いないが、それがケガの原因になったと自己分析する。「一生懸命やらないといけない立場なんですけど、やるときはやる。抜くときは抜く。オンオフをしっかりとする」。過去2年の学びが生きている。

 復帰後は3、4軍の非公式戦で46試合出場で打率・432、2本塁打、27打点と突出した成績をマーク。「出塁率を意識してやっていた。それはできていた」とうなずく。例年より強い刺激を受けていることが大きい。育成同期で2位入団の川村、同14位の仲田が開幕前に支配下登録されて、1軍で存在感を見せている。結果は常にチェックしている。同期として「2人のことを応援しています」という気持ちもある。4日の2軍中日戦で本塁打を打った際は2人から祝福のLINEが届き「ありがとう。これからも頑張る」と返した。1軍本拠地でのプレーは格別で「ここで野球をやりたいとさらに思った」とさらにやる気が高まった。

 インドア派でオフの日は寝て体をリフレッシュしている。「一人でさらっとラーメンを食べに行って、帰ってくるぐらいです」と少し照れながら休日の一コマを明かした。

 2軍で打率1割台だが、焦りはない。「求められている長打、ホームランを打てるように」。持ち前のパワーで未来を切り開いていく。 (杉浦 友樹)

 ◇山本 恵大(やまもと・けいた)1999年(平11)8月6日生まれ、東京都出身の24歳。国士舘では甲子園出場なし。明星大では通算25本塁打。21年育成ドラフト9位でソフトバンクに入団。1年目の22年は2軍で7試合、23年は同5試合出場。背番号150。1メートル82、93キロ。右投げ左打ち。

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