巨人・阿波野コーチが語った横川への「今後に対しての不安材料」と期待 5回5失点で今季3敗目

[ 2023年6月2日 22:20 ]

セ・リーグ   巨人2―8日本ハム ( 2023年6月2日    東京D )

<巨・日>4回、連打を浴びた横川(左)(撮影・篠原岳夫)
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 巨人が日本ハムとの交流戦2カード目初戦を落とし連勝ストップ。再び借金1となった。

 試合後の阿波野秀幸投手チーフコーチ(58)との一問一答は以下の通り。

 ――先発の横川は。

 「良くはないですね。相手打線もストライクゾーンに来たボールは積極的に、どんどん振ってきたんで。いろいろね、変化球も混ぜつつ使った部分だけど、ある程度、的を絞られてしまったところ、先発ピッチャーとしては、少しうまく、ボール球を使ってみたりとかいうのが。テクニックではあるんですけど、横川が調子がいい時はいい投球もするんですけど、調子があんまり良くなかったり、あとは相手打線の方が上回ってる時に、ある程度まずまずという内容で失点しつつも、こう粘りながら投げれるっていうところは、まだまだない。今後に対しての不安材料ではあるんですけど」

 ――4、5回、同じところで、また同じ相手に打たれたところも、そういった理由。

 「投げた当時も含めてですけど、事前ミーティングなどで打者傾向などは、やっぱり頭には入ってるんですけど。そこがマウンドでなかなかまだ実行できないっていうのは、技術量の部分かなとは思います」

 ――4回の3ボールからマルティネスに打たれた。

 「外国人ですし、常にファーストストライク、1球目っていうのは、勝負の分岐点でもあると言ってますけど。そこで、ストライクが高めに入ったっていうところが、今日の一番悔いが残るところかなと思います。一塁が空いてるというケースで、本当に経験をもっと積んでいけば、強引な勝負というよりは、次の打者をにらんでとか、ベンチワークもそうなんですけど、そういうバッテリーの中で、次の1点を失わないためにね、そういうものっていうのが。まだそこは、今年、ローテーションに入ったピッチャーで、まだ10試合も投げてないというところで、だんだん駆け引きとか、そういうのは覚えていかなきゃいけないところなんで。そこは、こちら側も勝負に対する、駆け引きっていうのは高めていかなきゃいけないなっていうところではあります」

 ――平内は。

 「どちらかというと、接戦でね、どんどん投げさせていきたいっていう、それだけの能力の持ち主なので。今日は劣勢なとこで投げて、積み重ねていって、いいポジションっていうのは、他のピッチャーも含めて今競争だと思います」

 ――ビーディが合流。

 「現状の部分で、2軍では先発で今やってますけど、本人の手応えとか、ちょっと聞けたし。あとは向こうの方も試合が中止になったりとかして、ちょっと1回ドームに呼んでみようということで。今すぐ昇格とかよりは、次の登板も決まってますんで」

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