エンゼルス170キロ新人右腕　2戦目も全10球100マイル超え、アルトゥーベ、アルバレス3球三振斬り

ア・リーグ   エンゼルス2―5アストロズ （ 2023年6月1日    ヒューストン ）

＜アストロズ・エンゼルス・＞力投するジョイス（撮影・会津　智海）
Photo By スポニチ

　エンゼルスの170キロ新人右腕ベン・ジョイス投手（22）が1日（日本時間2日）、敵地ヒューストンでのアストロズ戦に3番手で登板。全10球で100マイル（約160・9キロ）超えの投球を見せた。

　2点ビハインドの7回にマウンドに上がり、投じた全10球すべてフォーシームで100マイル超えをマーク。先頭のディアスを中飛に打ち取ると、続くアルトゥーベを3球三振。ペーニャには遊撃内野安打されたが、現在14本塁打の主砲アルバレスを3球三振に切って取った。この日の最速は102・9マイル（165・5キロ）で、10球の平均は101・7マイル（約163・6キロ）だった。

　昨年、テネシー大で105・5マイル（約169・7キロ）をマークし、同年ドラフト3巡目（全体89位）でエ軍入り。巨人・大勢のような横手に近いスリークオーターから速球を投げ込むスタイルで、5月29日（同30日）のデビュー戦となったホワイトソックス戦でも全11球が100マイル超えだった。

　大谷はこの日、初回の第1打席に3試合連続安打となる右前打を放ったが、第2打席以降は“沈黙”し5打数1安打。チームは2―5で逆転負けした。