退任の栗山監督 侍Jの選手には「これから何度会っても“ありがとうな”って言い続ける」感謝の言葉語る

[ 2023年6月2日 13:38 ]

<侍ジャパントップチーム栗山監督退任記者会見>花束を手に、会場に礼する栗山監督(撮影・木村 揚輔) 
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 今年3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹監督(62)が2日、都内のホテルで退任会見を開いた。

 栗山氏は会見の最後、一緒に戦い抜いた選手たちへのメッセージを求められると「今、各チームに戻って選手たち一生懸命、野球をやってくれているのはすごく見ています。この前、西武の源田選手が現場に復帰して僕もすごく嬉しかったし、逆に言えば迷惑かけたなって。そういう思いもあるので、違う意味でけがで今、抹消されたりとかいろいろなことありますけど、あれだけの感動、僕も一緒にやって選手たちに感動したので、素晴らしい成績を残して欲しい。野球やってて良かったなと思うシーズンにして欲しい」と全選手の活躍を願った。

 そして「多くの選手がいる中でいろいろあると思います。本当にありきたりですけど、多分、彼らにこれから何度会っても“ありがとうな”って言い続けるんだろうなって。そういうふうに思います」と笑みを浮かべた。

 栗山氏は「見たことない景色を選手たちに見せてもらって、優勝した時の景色はまったくよく分からないんですけど、勝ちきる時ってそういうことなんだろうなって。負ける時ははっきり要因が見えてくるんですけど、最後まで分からない方が幸せですよねって選手たちが言ってくれたのかもしれません」と優勝の瞬間を振り返り「そういう意味では“ありがとうな”それだけです」と感謝の言葉を残し会見を締めくくった。

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