巨人 左8人打線不発で連勝ストップ…再び借金1 梶谷766日ぶり巨人5号も日本ハムに今季最多得点献上

[ 2023年6月2日 21:07 ]

セ・リーグ   巨人2―8日本ハム ( 2023年6月2日    東京D )

<巨・日>5回、マルティネスの2ランを見つめる原監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人が日本ハムとの交流戦2カード目初戦を落とし連勝ストップ。再び借金1となった。

 この日の巨人打線は左打者が8人並ぶ“サブマリン対策オーダー”。坂本と中田はベンチで戦況を見守った。

 0―0の3回。先頭の丸が、アンダースローの相手先発右腕・鈴木健が投じた3球目、内角に浮き上がってくる126キロの直球を引っ張り右翼線を破る二塁打で出塁。続く2番・梶谷が右前打で続き無死一、三塁のチャンスをつくると、3番・秋広が初球の外角低め直球を叩きこむ。大きなバウンドで投手の頭上を越え、三走・丸が先制のホームを踏んだ。

 先発の横川は3回まで3安打無失点と力投。しかし、先制点をもらった直後の4回に万波、マルティネスに連続二塁打を打たれ同点に追いつかれた。さらに上川畑に勝ち越しの右前打、この日プロ打席に立った鈴木健の遊ゴロの間に失点し、この回3失点と逆転を許した。5回には2死から万波に3安打目となる左前打を打たれ出塁を許すと、5番・マルティネスにも3安打目となる7号2ランを浴びた。

 4点を追う5回に2021年4月27日のヤクルト戦(神宮)以来766日ぶりとなる今季1号ソロを放ったが、得点は11安打で2得点だけ。7回に3番手・平内が加藤豪に3号ソロを許すなど2失点。8回にも代打・ハンソンに2号ソロを打たれ最後までペースを握られたまま、日本ハムにともに今季最多となる14安打8点を許し連勝は2でストップ。再び借金生活となった。

 横川は5回9安打5失点で今季3敗目(3勝)。過去0勝2敗の交流戦、初勝利がまたもお預けとなった。

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