ソフトバンク和田 15球で無念の緊急降板 ライナーが左手直撃 交流戦最多タイ27勝は持ち越し

[ 2023年6月2日 18:29 ]

交流戦   ソフトバンク―広島 ( 2023年6月2日    マツダスタジアム )

<広・ソ(1)>緊急降板することになったソフトバンク先発の和田 (撮影・奥 調)
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 ソフトバンク先発の和田毅投手(42)がアクシデントに見舞われ、2回途中で緊急降板となった。

 0-0の2回、先頭のマクブルームが放ったライナーの打球を捕球に行った際、利き手の左手に当たってしまった。

 すかさずボールは拾ったがマクブルームは投内安打。痛みで表情をゆがめた和田は一度ベンチへ下がった。

 治療を受けてマウンドに戻った42歳の姿に敵地のスタンドからも大きな拍手が送られたが、数球投げた後、斉藤投手コーチに肩を抱かれるようにしてベンチに戻ると、藤本監督が投手交代を告げ、わずか15球で続投を諦めることにった。

 和田は交流戦通算26勝で、1位のヤクルト石川に並ぶ27勝のかかる登板だったが、持ち越しとなった。今季はここまで6試合の先発で4勝を挙げていた。

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